■雇用保険被保険者証の受け取り
会社を辞める時は必ず雇用保険被保険者証を受け取らなければなりません。役員や経営者を除き一般の社員は必ず雇用保険に加入しています。これは、法律で定められ雇用保険料は給与から天引きされているのが普通です。会社は人を雇うと必ず加入する事になっています。
雇用保険は、被保険者が離職して働きたいという意思があるのに、仕事が見つかっていない状態でないと失業保険は受給できません。
ハローワークで仕事を探しながら受給するのが基本になっています。ただ、仕事を辞めて働く意思がない場合は、失業保険を貰えないので注意しましょう。
ハローワークインターネットサービスhttp://www.hellowork.go.jp/
ハローワーク(職業安定所)へ雇用保険被保険者証を持参し離職中である事を届けると、自己都合で退職した場合と定年退職者の場合は一般受給資格者となります。それに対し、特定受給資格者は会社都合(倒産、人員整理、リストラ)等により離職された方になります。前職の就労期間に応じて保険金を受給できます。
また、ハローワークより紹介された会社に就職が決まると就職祝い金として一時金が支給されます。但し、民間など他の就職あっせん機関より再就職できた場合は雇用保険からの支給はありません。
前職で働いていた期間に応じて受給期間というのが最大1年間になっていますので、退職したら早く届けないと受給期間がなくなって雇用保険を受け取る期間が短くなったり、全く受け取れなかったりしますので注意が必要です。
■社会保険切り替え手続き
忘れてはならないのが健康保険と厚生年金の手続きです。健康保険証は退職日に会社に返却します。後日、郵送などで健康保険喪失証明書を受け取ります。手続きに少し時間が掛かりますが、次の会社がすぐに決まれば健康保険喪失証明書を次の会社に提出すれば新しい健康保険証をそちらで貰えます。その間、手元に保険証がない場合に病院にかかると一時的に全額自己負担で診療を受ける事になり、保険証ができてから窓口に申請し差額を払い戻して貰う事になります。新しい転職先がすぐに見つからない場合は国民健康保険に加入する事になります。
また、社会保険は2年間の任意継続をする事も可能ですが保険料は2倍になります。上限はありますがかなり高額になって負担が大きくなります。ちょっとびっくりするくらいの値段になる場合もあるので、負担が大きく生活に影響が出る場合は国民健康保険のほうが毎月支払う保険料が安い場合があります。これまで貰っていた所得で決まりますので人によって差があります。支払いが困難な場合は、窓口で相談すれば減免措置を受けられる場合があります。
年金については。厚生年金と国民年金で分かれているのでこれも転職までの間に国民保険に加入する事になります。
政府管掌健康保険と企業団体の運営する健康保険組合があります。すぐに次の就職先が見つかれば新しい会社に離職票や年金手帳を提出する事で事務手続きをしてくれます。もし、期間が開く場合は国民年金か政府管掌社会保険になります。前者は住所のある市町村役所が窓口になりますが、後者は管轄する全国健康保険協会各都道府県支部(http://www.kyoukaikenpo.or.jp/1.html)になり任意継続などの手続きをする場合に届けます。
各申請は各地にある社会保険事務所(http://www.sia.go.jp/sodan/madoguchi/shaho/index.htm)でも預かりますが、内容確認は行わない場合があります。遠方の場合などは郵送も受付ています。
健康保険や年金は生活に直接関わる事ですので手続きは速やかに行いましょう。忘れるとあとで面倒な事になってしまいます。